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Environment 環境 :

資源循環社会の実現に向けて

リード文

当社が事業活動を行う上で、資源循環社会の実現は重点項目の一つと認識し、環境委員会の下部組織である資源循環分科会が中心となり、全社での取り組みを進めています。分科会では、「4R(refuse・reduce・reuse・recycle)の推進」と「環境負荷低減素材の選択」を基本方針のもと、廃棄物発生工程の調査や分析・資源循環社会の実現に向けた施策の検討や評価を行い、環境保全を通して持続可能な社会に向けて、取り組みを強化しています。

小野薬品工業株式会社 経営企画部 兼 CSR推進室, 小野薬品工業株式会社 CSR推進室, system

進捗

目標と進捗はこちらをご確認ください。

2020年度の産業廃棄物の最終埋立処分率は0.2%であり、ゼロエミッション※1を継続して達成しました。また、産業廃棄物排出量については、総量で前年度比71.9tの増加、生産数量原単位は2017年度比で13.2%増加と、いずれも目標は未達成でした。排出量増加の主な要因は、水無瀬研究所の改修工事に伴う不要物の撤去、高活性製剤の製造量増加に伴う高活性廃水の増加、および山口工場の稼働によるものです。生産数量原単位が増加した主な要因は、産業廃棄物排出量の増加に加えて主力製品の規格変更(高容量品の追加)により分母の生産箱数が減少したことによります。

  • ※1 事業活動によって排出される産業廃棄物を再資源化することにより、最終埋立処分率(最終埋立処分量/ 産業廃棄物発生量×100)を1.0%以下とすること。

産業廃棄物最終埋立処分量及び最終埋立処分率

グラフ
  • 産業廃棄物最終埋立処分量及び最終埋立処分率のデータ集計サイト:フジヤマ工場/城東製品開発センター/山口工場(2018年度より追加)/水無瀬研究所/福井研究所/筑波研究所
  • 2017年度の産業廃棄物最終埋立処分量のうち、城東製品開発センターの改修工事に伴う排出量(5.8t)は含んで算出。
産業廃棄物排出量に関わる原単位(kg/生産数量)
  2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2030年度
(目標)
産業廃棄物排出量に関わる原単位 0.197 0.128 0.174 0.223 0.167
  • 2017年度の産業廃棄物排出量のうち、城東製品開発センターの改修工事に伴う排出量(25.64t)は除いて算出。

産業廃棄物排出量及び特別管理産業廃棄物排出量(有害廃棄物排出量)

グラフ
  • データ集計サイト:フジヤマ工場/城東製品開発センター/山口工場(2018年度より追加)/水無瀬研究所/福井研究所/筑波研究所
  • 特別管理産業廃棄物(有害廃棄物排出量):廃棄物処理法で「爆発性、毒性、感染性その他の人の健康又は生活環境に係る被害を生ずるおそれがある性状を有する廃棄物」として規定されており、適切な管理に努めています。
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取り組み

書類の電子化による紙資料の削減など、全社で廃棄物発生の抑制に努めるとともに、研究所と生産事業所では不要になった紙くず・金属くずなどを有価物として売却、研究所では使用しなくなった実験機器の売却を行っています。さらに、研究所、生産事業所から発生する産業廃棄物(特別管理産業廃棄物含む)については、埋立処分せずにリサイクルを行っている中間処理 委託先を選択しています。
また、製剤開発においては、コンピュータによるシミュレーション技術を用いた検討も開始しており、原材料(廃棄物)の削減にもつながると期待しております。
様々な取り組みを推進し、今後も資源循環社会の実現に向けて取り組んでいきます。

環境負荷低減の促進に向けた取り組み

製品包装に対する取り組み

製品包装においても、材質変更や包装形態の変更を通した環境負荷の低減を推進しています。プラスチック使用量削減につながる取り組みでは、2019年度より進めてきた注射剤の中仕切り素材をプラスチックから紙素材へ切り替えた製品が2020年度より流通開始しました。また、医療機関への製品包装に関するアンケートも参考に、新製品のPTPシートの結束方法を袋型(透明ピロー)ではなくバンドを採用することで、プラスチック使用量を低減削減しています。
さらに、個装箱に使用する紙素材をFSC®認証紙へ変更するとともに、使用インクを植物油インクの採用も進めています。環境負荷低減素材の選択をさらに推進するため、品質の検証なども実施しています。

主な内容 取り組み
プラスチックから紙素材への切り替え 一部製品の包装資材変更。2020年度より流通開始
PTPシートの結束方法の見直し変更(バンドの採用) 2020年度に2品目が流通開始(2021年3月末時点で合計7品目)
個装箱のFSC®認証紙への切り替え 2020年度に8品目が流通開始
植物油インクの採用 2020年度に4品目が流通開始
プラスチック使用量削減につながる取り組み
写真
図
個装箱のFSC®認証紙への切り替え及び植物油インクの採用
写真

また、製品の容器包装の再資源化 「容器包装リサイクル法」に基づき、当社が販売した製品の容器包装材の一部は再資源化されています。

2020年度(単位:トン)
  容器包装使用量 再商品化義務量
プラスチック 161.5 35.1
198.1 1.4
ガラス(無色) 0 0
ガラス(茶色) 0.2 0
再商品化委託料金:1,814千円

その他の取り組み

紙製ファイルの導入

2020年1月より、紙製のファイルの運用を開始しています。プラスチック製ファイルの一部を紙製のファイルに切り替えることで、プラスチック使用量の削減につなげています。

写真
コピー用紙の使用や文房具の購入

コピー用については、印刷管理を行うとともに、2017年10月にグローバルで導入したクラウドストレージ”box”により、ペーパレス化の促進とともに、ファイルの保存・共有に費やす労力の削減につながっています。また、購買については、購買システムに掲載される製品が、グリーン購入法に適合した製品かどうかを分かりやすく表示し、1人1人が環境への意識をもつよう、社内で啓発を進めています。

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